町トオルとは?

About Tohru Yanagimachi
マルハニチロ侫武多会『斗魁文昌星』2011 竹浪比呂央 作

柳町トオル
Tohru Yanagimachi

ねぶた跳人師
Nebuta Haneto master

1980年、青森市に生まれる。
本職は日本酒醸造業、蔵人(くらびと)。

生後10ヶ月、二足歩行より先に跳躍を覚え、1歳を迎えるころにはヨチヨチ歩きならぬ、
ヨチヨチジャンプをして周囲を驚かせた。

跳人師の傍ら、電気業を営む父にねぶたの基礎をスパルタに叩き込まれ、
小学生の頃には大人顔負けのピュアジャンプを見せる。

「柳町トオル」という名は、ねぶた運行コースを横切る柳町通りから由来。
(2005年、父「八甲トオル」から襲名)
代々、姓ではなく、名が受け継がれ、そのジャンプスタイルは「トオル流」と言われる。

ねぶた全日程を跳ね通すため、トオルは日々修練を積み重ねねばならない。
特に「男気」の象徴とも言える「胸毛」の手入れを欠かすことは御法度である。

2011年、「出張ねぶた」というジャンプ・デリバリーサービスを開始。
ねぶたの普及に尽力している。


Tohru Yanagimachi
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柳町トオルon柳町通りちょっと行水ダンディズムの象徴慌てて山車に追いつくトオルねぶたに命を捧げるハイになってハイジャンプ観客も沸き立つ肉体の悪魔が目を覚ます

All photo by Sakura Sakamoto